日給制と日給月給制について
「日給制」は、1日あたり幾らという方法で計算される給与形態のことです。なので1日の労働時間については、6時間の場合もあれば8時間の場合もあるというように、それぞれの職場や仕事によってさまざまです。そして日給制は、いわゆる「日雇い」と呼ばれる短期アルバイトで採用されていることが多く、働いた分だけ貰えることや、働いたその日に給料が貰える場合があるなどのメリットがあります。そのため、急にお金が必要になったときや、暇な日に働きたいときなどに便利だと言えますし、いつでも好きなときに働けるという気軽さもあると言えるでしょう。
また、同じ日給という言葉が使われている「日給月給制」というものがありますが、こちらは、1ヶ月分の給料を1日単位の日給によって計算する給与形態のことを意味しています。つまり、1ヶ月あたりの労働日数が多ければ給料が高くなり、日数が少なければ給料もその分少なくなるということです。日給月給制のメリットは、1ヶ月あたりの給料が決まっている月給制に比べると休みが取りやすいことなどが挙げられます。また、雇う側の会社にとっても、働いた分だけ給料を支払えばよいので、人件費を抑えたい場合などにメリットがあると言えるでしょう。
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